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インターネットの世界は便利な一方、リモートワークやオンラインでの情報共有には、セキュリティやプライバシーの問題が常について回ります。
会社や自分の機密情報が第三者に漏れるリスクを軽減するためにもVPNを活用するのが一般的になりつつありますが、VPNを選ぶ際には、プロトコルというキーワードが避けて通れません。
プロトコルは、通信やデータ処理に関するルールや手順を定めたものでありますが、多くの方にとってはイメージが湧きにくくなっています。
また、プロトコルを理解するためには、専門的な知識や経験が必要がです。
この記事では、VPNプロトコルの種類やそれぞれの特徴、選び方について徹底的に解説します。
主要なプロトコルであるOpenVPN、IKEv2/IPSec、L2TP/IPSec、PPTP、WireGuardの特徴や、セキュリティ、速度、互換性、セットアップの容易さをさまざまな観点から比較することで目的に合ったプロトコルを明らかにします。
結論から言うと、おすすめのVPNプロトコルはOpenVPNやWireguard、IKEv2/IPsecに対応したVPNです。
その中でもNordVPN独自のプロトコルである「NordLynx」は、速度に優れたWireguardに強化されたセキュリティが組み込まれているため最速のVPNプロトコルとなっています。
この記事を読むことで、自分に合ったVPNプロトコルが簡単に選べるため、より安全性とプライバシー保護が高まった状態でインターネット利用が可能になります。
Youtubeプレミアムに安く入る方法【ウクライナVPN】 【最新】NetflixをVPNで安くトルコから月額570円で登録する方法VPNのプロトコルがセキュリティや通信速度で重要な理由
VPNは、インターネット通信の安全性とプライバシーを保護するために重要な要素です。
VPNを利用することで、公共Wi-Fiを利用する際の個人情報漏洩のリスクを軽減したり、海外からでも日本のサービスを利用したりできます。
リモートワークを導入している企業や政府機関は、機密情報の保護のために、強力な暗号化技術を持つVPNを採用しています。
VPNとは、Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略で、インターネットを介して遠隔地と接続し、データ通信を安全かつプライベートに行うための技術のことです。
VPNプロトコルとは、デバイスとVPNサーバーの間にセキュアな接続を実現するために必要な通信規約(取り決めごと)を意味します。
分かりやすくいうと、VPNはトンネルを通して暗号化された通信を行いますが、その通信の手順やルールをプロトコルが定めるということです。
VPNとは?スマホで接続するメリットや仕組みをわかりやすく解説
VPNとは? スマホで接続するメリットや仕組みをわかりやすく解説プロトコルには、PPTP、L2TP/IPSec、OpenVPN、SSTP、IKEv2の5つがあり、それぞれ通信内容をルーティングする優先度(スループットスピード、マスキング/暗号化など)に基づいて特徴やメリット・デメリットがあります。
- OpenVPN – 最も優れたVPNプロトコル
- IKEv2/IPSec – モバイルユーザーに適したプロトコル
- WireGuard – 最速のVPNプロトコル
- SoftEther – ウェブ検閲を回避するのに適したプロトコル
- L2TP/IPSec – 速度が遅く、使用する価値のないプロトコル
- SSTP – クローズドソースのプロトコルで、いくつかのリスクがある
- PPTP – セキュリティが低く、時代遅れのプロトコル
一般的には、OpenVPNは最も一般的なVPNプロトコルで、セキュリティと速度のバランスが取れていることが特徴です。
一方で、IKEv2/IPSecはモバイルデバイスとの互換性が高く、短時間での再接続に優れているとされています。
例えば、ごく普通のインターネットユーザーは、速度やセキュリティのバランスが良いプロトコルを選びたいと考えていますが、企業はより強固なセキュリティを求める傾向にあります。
VPNの利用には、コスト面で効果的であり、セキュリティ、プライバシーの向上や業務効率化など多くのメリットがあります。
しかし、プロトコルは種類が豊富で分かりにくいため、多くの人々がどのVPNプロトコルを選択すべきか迷ってしまいます。VPNプロトコルの選択は、インターネット通信のセキュリティとプライバシーに大きく影響するため、重要です。
【VPNは必要ない?】個人向けVPNのメリット・デメリットOpenVPNとは
OpenVPNは、オープンソースのVPNプロトコルで、2001年に誕生しました。
OpenVPNは最も安全なVPNプロトコルとして知られており、AES-256、Blowfish、ChaCha20など、さまざまな暗号化方式に対応しています。
また、オープンソースであることからも透明性とセキュリティが確保され、データと通信を安全に保護することができます。
さらに、Windows、Linux、MacOS、iOS、Androidなど、多様なOSに移植されており、異なるOS間でも正常に接続できます。
OpenVPNのメリット
- ほぼすべてのVPNサービスでサポートされている
- オープンソース
- 既知の脆弱性がない
- UDPとTCPに対応
- AES-256に対応している
OpenVPNのメリットとして、セキュリティ面では実績を残しており、2002年4月以降、重大な脆弱性の指摘を受けたことはありません。また、アプリケーションとしての動作も非常に安定しています。
これらの特徴から、OpenVPNは10年以上にわたって業界をリードするVPNプロトコルです。堅牢なセキュリティと高速なパフォーマンスに優れていることから、多くのVPNサービスプロバイダーに採用されています。
OpenVPNは、企業や政府機関での利用が多く、セキュリティを最優先する状況で選ばれることが多いです。しかし、一般ユーザーには、設定の難しさから敬遠されることがあります。
ちなみにOpenVPNは、TCPとUDPという2つの異なる通信プロトコルで動作できます。これは簡単に言うと、データがネットワークを介してどのように伝送されるかを制御するトランスポート層のプロトコのことです。
両者の主な違いは、OpenVPN UDPは速い一方で、OpenVPN TCPはファイアウォールを回避するのが得意としている点です。
OpenVPNのデメリット
- 高い帯域幅消費
- 最速のVPNプロトコルではない
- コードが重い
OpenVPNのデメリットとしては、設定がやや複雑で、速度が他のプロトコルに比べて劣る点です。
それ以外にも高い帯域幅消費が指摘されており、コードベースが重いことからも最速のVPNプロトコルとはなっていません。
他のVPNプロトコルに比べて、速さや軽量さ、効率性が劣っています。
WireGuardやIKEv2ほど速度が出ない点は理解しておきましょう。
特別な理由がない限りはUDPを使いましょう。
IKEv2/IPSecとは
IKEv2は、VPN接続で使用されるセキュリティプロトコルの一種であり、IPSecプロトコルの上位にあたります。
IKEv2は、マイクロソフトとシスコの共同開発により、オリジナルのIKEv1の後継として開発されました。
IKEv2自体は暗号化を提供しません。認証と安全なVPNトンネルの構築に焦点を当てています。そのため、IKEv2は通常、IPSec(インターネットプロトコルセキュリティ)と組み合わせて、IKEv2/IPSecとして使用されます。
IKEv2/Ipsecは、最初にモバイルデバイス向けに設計されたため、モバイルユーザーにとって非常に便利なプロトコルとなっています。
高速で安全なVPN接続を提供し、セキュリティとプライバシーを保護するのに優れたプロトコルの1つです。
IKEv2/IPSecのメリット
- 非常に安定した接続
- 高速な速度
- AES-256を含むさまざまな暗号に対応
IKEv2/IPSecのメリットとしては、モバイルデバイス向けに最適化されているためVPN接続がほとんど途切れることが少なく、再接続に時間がかかることもありません。
IKEv2/IPSecは、高度なセキュリティ機能を備えており、AES暗号化、完全性保護、秘密鍵生成などの機能を備えています。
IKEv2/IPSecは、AES、Camellia、ChaCha20などの256ビット暗号を使用するセキュリティプロトコルです。
IKEv2/IPSecがデバイスとVPNサーバー間の安全な接続を確立した後、IPSecはトンネルを通じたデータやり取りを暗号化します。
IKEv2は、モバイルユーザーに人気のあるVPNプロトコルです。
IKEv2/IPSecのデメリット
- クローズドソース(Linuxを除く)
- NSAによって侵害される可能性がある
- ファイアウォールのバイパスが苦手
デメリットとしては、OpenVPNと同様に設定がやや複雑であるため、初心者には扱いにくいことがあります。
また一部のOSでしかサポートしていないため、利用可能なプロトコルが限られています。
過去にはNSAによってハックされた疑いがありますが、通常のブラウジングでは、IKEv2を安全で安全なプロトコルとしてお勧めします。
またIKEv2/IPSecプロトコルは外部から安全に見えますが、オープンソースの透明性がないため、Microsoftがあらゆる脆弱性に対処しているかを確認することはできません。
しかしながら、IKEv2/IPSecのLinuxバージョンはオープンソースであり、監査ではプロトコルに問題がないことが示されているので安全です。
IKEv2はUDPポート500でのみ動作します。このポート番号は、ファイアウォールやWi-Fi管理者がブロックしやすいポートとなっています。
そのためIKEv2/IPSecは、中国やロシアのような検閲が厳しい国での検閲を回避するための効果的なVPNプロトコルではありません。
スマホやタブレットなどでVPNを使用していて、Wi-Fiと携帯電話回線(例:4G/5G)を頻繁に切り替えて利用される方はIKEv2/IPSecがおすすめです。
WireGuardとは
WireGuardは、最新のVPNプロトコルであり、パフォーマンスと効率に優れています。
比較的新しいプロトコルなのでOpenVPNほど成熟していませんが、ユーザーによっては最適なVPNプロトコルになる可能性を秘めています。
2019年にリリースされたWireGuardは、OpenVPNよりも3倍以上の速さを出したことでVPN業界に多くの影響を与えました。
なぜこれほどまでに速度が出ているのかと言うと、WireGuardはわずか4,000程度のコードベースで設計されているからです。
OpenVPNやIKEv2などと比較しても約100倍小さいくなっています。
コードが短いということは、保守性に優れることになるので、結果としてパフォーマンスやセキュリティの向上にも直結します。またデータ使用量も最小限になっています。
WireGuardのメリット
- 非常に安定した接続
- AES-256を含むさまざまな暗号と互換性あり
- 高速な速度を実現
WireGuardはOpenVPNと同等の安全性とセキュリティを提供し、はるかに高速です。
新しいプロトコルで接続スピードを重視したい方はWireGuardがおすすめです。
WireGuardは帯域幅消費が少ないため、モバイルVPNユーザーに特に適しています。
WireGuardのデメリット
- すべてのVPNサービスではサポートされていない
- UDPでしか利用できない
WireGuardはUDPとの互換性しかないため、他のVPNプロトコルほど柔軟には対応できていません。
WireGuardは、より人気のあるOpenVPNプロトコルよりも高速で効率的な設計を目指した、比較的新しいオープンソースのトンネリングプロトコルです。
SoftEtherとは
SoftEtherは、筑波大学の修士論文の一部として開発されたオープンソースのVPNプロトコルです。
SoftEtherはとても高速で、安全なプロトコルとなっています。特に中国やロシアなどでの検閲回避に適しています。
しかし、デフォルトの設定と主流のVPN互換性の欠如については注意が必要です。
SoftEtherは、2014年にリリースされた新しいVPNプロトコルとなっています。
SoftEtherのメリット
- オープンソース
- 速度に優れている
- AES-256を含むさまざまな暗号化方式と互換性あり
- 検閲回避を得意とする
SoftEtherは、AES-256やRSA-4096を含む強力な暗号化方式に対応しています。
また、OpenVPNの13倍の速度が出ると言われています。
ロシアや中国をはじめとする厳しいウェブ検閲をきちんと回避するために設計されています。
SoftEtherは、暗号化および認証プロトコルをOpenSSLに基づいています。これは、SSTPおよびOpenVPNと同様に、ファイアウォールや検閲システムがブロックしにくいTCPポート433を使用できることを意味しています。
SoftEtherのデメリット
- 安全に利用するには手動で設定が必要
- どのOSでも完全にはサポートされていない
- 少数のVPNサービスとしか互換性がない
2018年、SoftEtherは80時間のセキュリティ監査を受け、11のセキュリティ脆弱性が明らかにされました。
脆弱性については、その後のアップデートで修正されたので問題はありません。
脆弱性が生じた背景には、SoftEtherのデフォルト設定で、クライアントがサーバーの証明書を検証しないことにあります。
そのため、攻撃者はVPNサーバーを偽装してユーザーの認証情報やオンラインアクティビティにアクセスすることができてしまったわけです。
SoftEtherを使用する場合は、新しいVPN接続設定で「サーバー証明書を常に確認する」ボックスにチェックを入れてください。
SoftEtherのデフォルト設定では、サーバー証明書の検証が含まれていません。
SoftEtherは、どのオペレーティングシステムでも完全にはサポートされておらず、Hide.meやCactusVPNだけがSoftEtherプロトコルをサポートしています。
SoftEtherを使用すると、高速で安全なブラウジングを行うことができるので、検閲の回避で利用したい場合にはおすすめできます。
L2TP/IPSecとは
L2TP/IPSecは現代ではすでに遅いVPNプロトコルとなっています。
PPTPの後継として1999年に作成されたLayer 2 Tunneling Protocol(L2TP)は、ほとんどのVPNサービスでサポートされている使いやすいプロトコルです。
IKEv2と同様に、L2TPはIPSecと組み合わせてハイブリッドL2TP/IPSec VPNプロトコルを形成します。
L2TP/IPSecのメリット
- 二重カプセル化によりセキュリティが向上
- ほとんどのプラットフォームでサポートされている
- AES-256を含むさまざまな暗号と互換性がある
L2TPは二重カプセル化機能を提供し、データを二重の保護層で包みます。
二重カプセル化でプロトコルのセキュリティが向上する一方で、速度が大幅に低下してしまいます。
L2TP/IPSecのデメリット
- 他のVPNプロトコルより遅い
- Man-in-the-Middle攻撃に対して脆弱
- NSAによって侵害される可能性がある
L2TPでは、事前共有キーを使用している場合はセキュリティに問題が発生します。
なぜならVPNの暗号化キーがオンラインでダウンロードできる場合、攻撃者はVPNサーバーを偽装し、接続を盗聴することができるからです。
古いプロトコルのL2TPはNATと互換性がない場合があり、接続の問題が発生することがあります。
この場合、L2TPを使用してVPNに接続するには、ルーターでVPNパススルー機能を使用する必要があります。
L2TP/IPSecは、この記事で紹介するVPNプロトコルの中で最も遅いので利用はおすすめできません。
SSTPとは
SSTPは、パフォーマンス面で優れたVPNプロトコルです。
比較的に高速で、検閲を高確率で回避できます。ただし、プライバシーやセキュリティに関していくつかのリスクがあります。
Secure Socket Tunneling Protocol(SSTP)は、Microsoftが所有および運用する独自のプロトコルです。
オープンソースではなく、クローズドソースになっているため詳細は不明となっています。
SSTPのメリット
- 検閲の回避に優れている
- Windowsで簡単に設定できる
- 強力なAES-256暗号化に対応
SSTPはSSL/TLS暗号化標準に基づいています。SSTPはTCPポート443を使用するため、検閲者側がファイアウォールでブロックするのが難しくなっています。
なぜなら、TCPポート443では通常のHTTPSトラフィックが通過するポートとなっているからです。
つまり、SSTPは、中国のグレート・ファイアウォールなどの検閲を回避しようとする場合に使用できる効果的なVPNプロトコルです。
【プロが解説】中国で使えるおすすめVPN 6選!規制強化や違法性は?SSTPのデメリット
- オープンソースではない
- Man-in-the-Middle攻撃に対して脆弱性のリスク
SSTPは、POODLEと呼ばれる特定のMan-in-the-Middle攻撃に対して脆弱性が指摘されています。
プライバシーやセキュリティ、匿名性が最も重要なダークウェブなどではSSTPの利用はおすすめできません。
【閲覧注意】ダークウェブとは? 危険性やメリット、目的をわかりやすく解説PPTPとは
PPTPは、最初のVPNプロトコルで1996年にマイクロソフトのエンジニアによって開発されました。
PPTPは、データを保護しないため速度が速くなっています。
つまり、PPTPを使用してVPNトンネルを作成すると、通信内容は盗聴者に容易にさらされ、地理的制限の解除やファイアウォールのバイパスができなくなります。
90年代のことからも分かるようにPPTPは時代遅れであり、一般的なVPNでの使用は安全ではありません。
プライバシーおよびセキュリティツールとしては時代遅れです。
PPTPのメリット
- かなり高速
- ほぼすべてのプラットフォームでサポートされている
- 簡単に設定ができる
PPTPは高速を提供しますが、これは最も強力な暗号化キーが128ビットであることが一部の理由です。
しかしながら現代では必須となっている最も安全な軍事グレードのAES-256暗号と互換性がありません。
PPTPのデメリット
- セキュリティの脆弱性
- 256ビット暗号化キーに非対応
- 検閲を回避できない
ビジネス向けVPNネットワーク内でまだ時々使用されていますが、個人向けVPNには絶対に使用しないでください。
脆弱性のため、一部のVPNプロバイダーはPPTPを完全にサポートを停止しています。
熟練のハッカーであれば、PPTPで暗号化されたVPN接続に数分でハッキングできるほど脆弱です。
独自のプロトコル
これまでに解説した7種類のプロトコル以外にも独自のプロトコルを作成するサービスもあります。
これらは独自のVPNプロトコルと呼ばれています。
独自のVPNプロトコルの使用には、メリットとデメリットがあります。
主な利点は、他のオプションよりも速度が速い可能性がある点です。
新しいプロトコルの開発に時間とお金を費やした後、VPNサービスは最高のサーバーとインフラを導入して速度を最大限に引き上げることが自然です。また、プロバイダーはそれがより安全であると主張することがよくあります。
一方で、これらのプロトコルは通常、ほぼ完全に不透明です。
OpenVPNのようなオープンソースプロトコルは、何千人もの人々が安全で安全であり、約束されたことを正確に実行していることを確認するために研究されています。
独自のVPNプロトコルは通常、クローズドソースであるため、裏で何が起こっているかを正確に言うことは非常に困難です。
しかしながら独自のプロトコルを提供する大手のVPNサービスであれば監査も受けているため信頼性もあります。
またこれまでに解説したプロトコルの弱点を補う形で開発しているため、結果として優れたプロトコルである可能性が高いです。
本記事では、独自のプロトコルを提供するVPNサービスのみランキング形式で紹介します。
第1位 NordVPN
NordVPNの開発したNordLynxは、WireGuard® VPNプロトコルを中心としたNordVPNの画期的な技術です。
NordLynxは、VPNを使用している間にユーザーのプライバシーを保護できる暗号化システムです。
VPNサーバーへの送信および受信時にユーザーデータを暗号化するプロセスがあるため、データ転送中に傍受して閲覧することが不可能になります。
料金 | 1か月プラン (¥1,880/月) 1年プラン (¥710~/月) 2年プラン (¥450~/月) |
速度 | 独立研究機関のAV-TEST GmbHによると、NordVPNは市場最速のVPN |
サーバー台数 | 約59か国に5,600以上の超高速サーバー |
同時接続台数 | 6台 |
プロトコル | NordLynx OpenVPN IPSec/IKEv2 |
ノーログポリシー | あり |
セキュリティ | 最新のセキュリティテクノロジーを活用して、安全なインターネットアクセスを提供 |
信頼性 | Forbes, The Wall Street Journalなどの一流ブランドと提携 |
保証 | 30日間の返金保証でリスクなし |
使いやすさ | おしゃれなアプリから簡単にVPN接続 |
アプリ対応 | iOS/Android WIndows/macOS/Linux TV/モニター/Fire TV Stick |
特徴 | 多種多様なデバイスからVPN接続できる |
おすすめできる人 | 海外のVPNを機能性で選びたい方 1か月からVPNを使いたい方 |
NordLynxであれば、NordVPNサーバーとの接続が高速化されることでVPN接続速度が改善されるため、従来のようにセキュリティやプライバシーを犠牲にすることはありません。
- 高速なインターネット接続速度
- NordLynxのコードはシンプルでRASISに優れている
- Windows、macOS、Android、iOS、Linuxなどに対応
RASISとは、Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性)、Integrity(保全性)、Security(安全性)の代表的な5つの指標の頭文字を並べたシステムの信頼性を評価する概念のことです。
実際にNordLynxを使ってみましたが、目立った遅延を感じることは一度もありませんでした。スムーズにブラウジングやゲームが楽しめます。
NordLynxは、OpenVPNや他のVPNプロトコルに比べて非常に高速で、日常生活でのセキュリティ向上に明確なメリットがあります。
実際、NordLynxの速度テストの結果は、商用VPN全体の中でトップクラスのものとなっています。オンラインゲームならバッファリングや遅延を気にすることなくゲームを楽しむことができます。
速度に優れたWireGuardプロトコルは開発中であり、完璧ではありません。
そのためWireGuardのデメリットを強化したNordLynxをプロトコルとして選ぶことで強力な暗号化をされたまま快適に動画配信やオンラインゲームを楽しめます。
独自のプロトコルを提供するVPNサービスの中では料金プランも非常に安くなっているため、とりあえず迷ったらNordVPNを選ぶことをおすすめします。
NordVPNの評判とレビューを徹底解説【おすすめプランは?】
【おすすめプランは?】NordVPNの評判や口コミ、レビューを解説第2位 ExpressVPN
Lightwayは、オンライン活動が一般的になった現代社会向けに開発された、ExpressVPNの革新的で新しいVPNプロトコルです。
Lightwayは軽量な設計により、動作がより迅速で、帯域幅消費が少なく、監査やメンテナンスにも優れています。
業界最速レベルのプロトコルなら、ExpressVPNで決まり!
ExpressVPNは業界トップレベルの接続速度を誇ります。とにかく動画やゲーム快適に遊びたい方はExpressVPNが最適解です。
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料金 | 1か月: 約1,938円 ($12.95) 6か月: 約1,495円 ($9.99) 1年: 約1,245円 ($8.32) |
速度 | 圧倒的な通信速度 |
サーバー台数 | 94か国3000以上 |
同時接続台数 | 5台 |
プロトコル | Lightway OpenVPN L2TP/IPsec IKEv2 |
ノーログポリシー | あり |
セキュリティ | 革新的な新しいプロトコルによる強固なセキュリティ |
信頼性 | WSJ, BBC, Vox, CNETなどから高評価 |
保証 | 30日間の返金保証 |
使いやすさ | PC版はスマホアプリのように簡単接続 |
アプリ対応 | Windows、Mac、Linux、Android、iOS、ルーター,Amazon fire TV、Apple TVなど |
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Lightwayプロトコルの特徴としては、VPN接続に1秒もかからない上に2,000程度のコードラインしかないので軽量です。
コードラインが短いことでプロトコルのアップデート、維持が容易になりセキュリティの脆弱性が少なくなります。
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ExpresssVPNの料金はやや高いですが「キルスイッチ」「スプリットトンネル」「Threat Manager」があるので匿名性を保つには十分です。
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ExpressVPNの評判とレビューを徹底解説【料金や口コミは?】
【必要?】ExpressVPNの評判・レビューを徹底比較!使い方や料金も解説第3位 VPN Unlimited
VPN Unlimitedには、KeepSolid Wise TCP/UDPという独自のプロトコルがあります。
KeepSolid Wise TCP/UDPは、安全なウェブトラフィック(HTTPS)で使用されるTCP 443ポートを利用しています。
当然のことながら、VPN Unlimitedの暗号化には、米国政府も使用しているAES-256と呼ばれる解読不可能な暗号化技術が使われています。
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VPN Unlimitedは妥協のないスピードを追求したVPNです。KeepSolid Wise TCP/UDPならログを漏洩することなく安全にインターネットが利用できます。
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速度 | 優れた通信速度 |
サーバー台数 | 約80か国に3000以上 |
同時接続台数 | 5台 |
プロトコル | KeepSolid Wise TCP/UDP OpenVPN IKEv2 TLS Encryption IPSec WireGuard |
ノーログポリシー | あり |
保証 | 30日間の返金保証 |
使いやすさ | キルスイッチ機能搭載でブラウジングも安全 |
アプリ対応 | Windows、Mac、Android、iOS、Linux、Chrome、Firefox、Microsoft Edge, Amazon Fire TV, Chromecast, Apple TV |
特徴 | 通信速度が低下しない |
おすすめ対象 | 買い切りでVPNを利用したい方 低下しない通信速度を求める人 |
VPN Unlimitedには、悪意のあるWebサイト、フィッシングWebページ、マルウェア感染、さらにはポップアップ広告から保護するDNSファイアウォール機能があります。
実際にVPN Unlimitedを使用しているときにDNS漏洩を検出することはありませんでした。
デバイスおよびOSの互換性も幅広く、24時間365日のカスタマーサポートもあります。
VPN Unlimitedが提供する独自のプロトコルKeepSolidは、初心者にも使いやすいVPNです。
セキュリティが確保されており、接続速度も速く、さらに中国での検閲を回避することも可能です。NetflixやHBO Max、BBC iPlayerに対応しており、使い方も簡単です。
NordVPNやExpressVPNほどの速度は出ないにしても買い切りプランがあるので利用しやすくなっています。
最適なVPNプロトコルは?
これまでに紹介したプロトコルについての内容をまとめます。
OpenVPNは、最も安全なVPNプロトコルです。プライバシーとセキュリティが重要で、速度と柔軟性が多少低下しても問題ない場合には、最適な選択になります。
例えば、検閲が厳しい国でインターネットを自由に利用したい場合や、トレントを利用する場合には、OpenVPNを使用してください。
OpenVPNが利用できない場合は、SoftEtherも検閲回避に適した選択肢です。
WireGuardは、最速のVPNプロトコルです。非常に安全ではありますが、開発中のため高度に機密性が求められる際にはOpenVPNをお勧めします。
ゲームやストリーミングなど、速度が重要なアクティビティにはWireGuardを使用してください。
WireGuardはまた、最もデータ効率の良いVPNプロトコルでもあります。携帯電話でVPNを使用していてデータ消費を心配している場合は、WireGuardを使用してみてください。
データ使用量を最小限に抑えられます。
IKEv2は、モバイルVPNユーザーにも適したプロトコルです。日常的にネットワーク変更(例えば、Wi-Fiと携帯データの間)をうまく処理するのに最適です。
IKEv2のデータ使用量は、WireGuardほど低くはありませんが、OpenVPNなどの他のVPNプロトコルよりはるかに効率的です。
独自のプロトコルは一般的なプロトコルをベースに開発された新しいプロトコルとなります。
最適なVPNプロトコルは、VPNが必要な理由や最も重視する特性によって異なります。
プライバシーやセキュリティが重要であればOpenVPNを、速度やデータ使用量が重要であればWireGuardを選択することがお勧めです。
モバイルでの使用や、ネットワーク接続が頻繁に切り替わる場合にはIKEv2が適しています。
目的に応じて、適切なプロトコルを選択しましょう。
VPNのプロトコル選びで迷った場合は独自のプロトコルを提供していて料金の安いNordVPNがおすすめです。
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