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中国では、政府によるインターネット規制(グレートファイアウォール)の影響で、LINE、Google、FacebookなどのSNSやYouTube、Twitter(現X)、WhatsAppなどのサービスが使えません。
中国で海外のサービスを使いたい場合には注意が必要です。
- 仕事でGmailを使いたい
- ネット銀行から振り込みをしたい
- LINEで家族・友人と連絡を取りたい
世界的に人気のあるサービスが規制される背景には、中国政府によるインターネットの監視、検閲、ブロックがあります。
ネット規制の目的のひとつには、中国本土に海外の情報が流れ込むことを防ぐことが挙げられます。
結論から言うと、VPNを利用することでSNSやネットバンク、Googleなどが中国国内で利用可能になります。
なぜならVPNを使うことでアクセス元やIPアドレスが変更され、中国政府による規制を回避できるからです。
しかし、中国政府はVPNへの規制を強化しており、すべてのVPNサービスが利用できるとは限りません。
本記事では、中国からSNSやネットバンクを利用できるVPNを紹介します。
- 中国で快適に使えるVPNを知りたい
- 中国で使えるおすすめのVPNは?
- 中国でGoogleやインスタを使いたい
- ネットバンクに使えるVPNは?
- 違法性や規制強化の現状は?
このような気持ちの方は、本記事を読むことで中国で規制されているサービスをVPNで利用できるようになります。
中国でLINEやInstagram、Googleが利用できない理由

中国でLINE、Instagram、Googleなどのサービスが利用できない理由は、中国政府によるインターネット規制にあります。
これは「グレートファイアウォール」と呼ばれ、中国政府がインターネット上の情報を検閲・監視するために設けられたシステムです。
グレートファイアウォールによって、中国政府は以下のことができます。
- 特定の海外ウェブサイトへのアクセスを遮断する
- 特定のURLやキーワードを含むインターネットトラフィックをフィルタリングする
- 中国国内のインターネットユーザーの活動を監視する
中国政府が上記のような規制を行う理由は、主に以下の2つが挙げられます。
- 国内のIT企業を保護するため: 中国政府は、百度(バイドゥ)やアリババなどの国内IT企業を保護するために、海外のIT企業との競争を制限しています。
- SNS内の言論を統制するため: 中国政府は、SNSを通じて反政府的な言論が広まることを防いでいます。
中国国内では、LINE、Instagram、Google以外にも、Facebook、Twitter、YouTubeなどの多くの海外サービスが利用できません。これらのサービスを利用したい場合は、VPNを利用するなどの方法があります。
VPNを使えば中国でLINEやInstagram、Googleが使える

中国でLINE、Instagram、Googleなどを使うにはVPNが必要です。
VPNとは、Virtual Private Network(バーチャル プラベート ネットワーク)の略で、仮想的なプライベートネットワークを構築する技術を意味します。
VPNに接続すると、インターネット上に仮想トンネルを作成するため、中国の検閲を回避して通信を行うことができます。
この結果、中国国内からLINE、Instagram、Googleなどのサービスが使えるようになります。
- スマホからLINEが使える
- Instagramに投稿・閲覧ができる
- Googleが使える
中国でLINEやInstagram、Googleが使えるVPN

中国でSNSやGoogleのサービスを使いたい場合には、日本を出国する前にVPNを入手しましょう。
中国政府は、Google PlayストアやApp Storeなどのアプリストアから、VPNアプリを削除したり、ダウンロードを制限したりすることができます。
また、中国国内のアプリストアには、政府が承認したVPNアプリしか公開されていない場合もあります。中国政府が承認したVPNを利用してしまうと、当局に通信履歴を監視される恐れがあります。
VPNを選ぶ際には、料金だけでなく「きちん使えるか」が重要です。
- 料金が高い
- 通信速度が遅い
- LINEが使えない
有料のVPNであってもLINEやインスタグラムが使えない場合があるため、注意が必要です。
結論から言うと、中国におすすめのVPNはMillenVPNです。
![]() MillenVPN | ![]() NordVPN | ![]() ExpressVPN | ![]() Surfshark | ![]() CyberGhost | ![]() VyprVPN | |
1か月プラン | ||||||
6か月プラン/月額 | ||||||
1年プラン/月額 | ||||||
2年プラン/月額 | ||||||
速度 | ||||||
サーバー数 | 72か国1,300以上 | 59か国5,600以上 | 94か国3,000以上 | 65か国3,200以上 | 91か国9,200以上 | 70か国700以上 |
同時接続台数 | 6台 | 5台 | 7台 | 5台 | ||
プロトコル | IKEv2 IPSec OpenVPN | NordLynx OpenVPN IPSec/IKEv2 | Lightway OpenVPN L2TP/IPsec IKEv2 | OpenVPN IKEv2 WireGuard | OpenVPN IKEv2 WireGuard L2TP/IPSec | Chameleon OpenVPN IPSec WireGuard |
ノーログポリシー | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
アプリ対応/互換性 | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
日本語対応 | 登録:日本語 サポート:英語 | 登録:日本語 サポート:英語 | ||||
返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | |
特徴 | コスパ最強の国内VPN 世界最速のTier1接続 | 自社製プロトコルで他社と差別化 | 速度とサーバー数で他社を圧倒 | 同時接続台数とサーバー数で差別化 | ローケーションとサーバ数でNo1 ストリーミング専用サーバーあり | 20万以上のIPかつ独自のVPNサーバーあり |
おすすめ対象 | 初めてVPNを使う方 海外から日本のサービスを楽しみたい方 | 海外VPNを機能性で選びたい方 | 速度を重視したい方 | 価格と利便性で選びたい方 | 多数の国からVODを見たい方 | 英語ができる方 匿名性を重視する方 |
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MillenVPNであれば、中国からLINEやインスタグラムを使うことができます。
【プロが解説】中国で使えるおすすめVPN 6選!規制強化や違法性は?
第1位 MillenVPN

MillenVPNは株式会社アズポケットが運用する国産VPNで通信品質に優れています。
NTTコミュニケーションズや米国A&Tが属する最高品質のTier1ネットワークに接続できる唯一のVPNです。
MillenVPNの強みは品質と価格にあります。
- 料金が安い国産VPN
- 世界に15社しかないTier1ネットワーク
- OpenConnectで中国に対応
- 72か国に1,300以上の高速サーバー
- アプリ対応
国産VPNなのでトラブルのサポートから解決まで完全に日本語で行えます。

信頼と実績のある日本製VPNなら、ココで決まり!
MillenVPNは価格と通信品質に特化したVPN。NTTコミュニケーションズが属するTier1ネットワークやCisco社が開発したOpenConnectなら中国で使えること間違いなし。
安心の30日間返金保証
料金 | 1か月プラン (¥1,580/月) 1年プラン (¥540/月) 2年プラン (¥360/月) |
速度 | 業界TOPレベルの通信速度 |
サーバー台数 | 72か国1,300以上 |
同時接続台数 | 10台 |
プロトコル | IKEv2 IPSec OpenVPN |
ノーログポリシー | あり |
セキュリティ | 米軍と同じAES-256暗号化規格 |
信頼性 | 「mixhost」サーバー運営のアズポケット株式会社 |
保証 | 30日間の返金保証でリスクなし |
使いやすさ | シンプルなUIで簡単接続 |
アプリ対応 | Windows、Mac、Android、iOS |
特徴 | 世界最速のTier1接続 国内でコスパ最強のVPN |
おすすめ対象 | 初めてVPNを使う方 品質重視で選びたい方 |
MillenVPNが中国で使えるおすすめVPNでランキング1位に選ばれた理由は中国へのサポート対応にあります。

MillenVPNには、規制が進む中国においてより安定した接続ができるよう「MillenVPN Native OpenConnect」があります。
OpenConnect (オープンコネクト)とは、Cisco社によって開発されたオープンソースソフトウェアのVPN接続です。
OpenConnectの特徴としては、TLSを使ってルーティングの認証を行った後にDTLSでトラフィックを暗号化します。
VPN接続の中でもOpenConnectは費用が高く資本のある大手企業しか導入できません。
開発したCisco社 (シスコシステムズ)は世界トップレベルのネットワーク機器開発会社でNASDAQに上場しています。
これだけの通信品質を保ちながらもMillenVPNは料金が他社VPNよりも安く設定されています。
サーバー数は72か国1,300以上と中国で利用するには十分であり、アプリの使いやすさも優れています。


万一、中国で使えなくても「サーバー情報を更新」でIPアドレスの変更が可能です。

中国国内からMillenVPNアプリの東京サーバーもしくは大阪サーバーどちらかに接続できるか確認ください。
MillenVPNアプリで接続できない場合は、「MillenVPN Native OpenConnect」をご利用ください。
MillenVPNのデメリットとしては、アプリ対応の少なさが挙げられます。
しかしスマホ(iPhone/Android)やPC (Windows/Mac)に対応しているのでビジネスや旅行で中国を訪れる場合は十分です。
最新の中国政府によるネットワーク規制にも対応しているので品質重視で中国VPNを選びたい方はMillenVPNがおすすめです。
ハネナバス
2021年10月27日
特に不満なく利用出来ています。
特に設定も無くて使いやすいです。
App Store
あみぐら
2021年4月2日
日本語対応していて使いやすい。
海外のVPNアプリを使うのは少し不安だったので、こちらを利用してみました。
日本の会社が運営しているので分かりやすくて安心感があります笑
10台のデバイスで使えるようなので、MacBookとiPhoneで一緒につかってます。
App Store
MillenVPNのレビューや評判を徹底解説【口コミや使用感は?】

第2位 NordVPN

NordVPNは公式サイトで中国に対応していると宣言しているVPNです。

料金プランは決して安いとは言えませんが、中国で使えることは間違いありません。
- 世界59か国で5,500台以上のサーバー
- 日本に80台のサーバー
- 金盾の規制回避用サーバーあり
- あらゆるデバイスに対応
- カスタマーサポートでトラブル対応

料金 | 1か月プラン (¥1,880/月) 1年プラン (¥710~/月) 2年プラン (¥450~/月) |
速度 | 独立研究機関のAV-TEST GmbHによると、NordVPNは市場最速のVPN |
サーバー台数 | 約59か国に5,600以上の超高速サーバー |
同時接続台数 | 6台 |
プロトコル | NordLynx OpenVPN IPSec/IKEv2 |
ノーログポリシー | あり |
セキュリティ | 最新のセキュリティテクノロジーを活用して、安全なインターネットアクセスを提供 |
信頼性 | Forbes, The Wall Street Journalなどの一流ブランドと提携 |
保証 | 30日間の返金保証でリスクなし |
使いやすさ | おしゃれなアプリから簡単にVPN接続 |
アプリ対応 | iOS/Android WIndows/macOS/Linux TV/モニター/Fire TV Stick |
特徴 | 多種多様なデバイスからVPN接続できる |
おすすめできる人 | 海外のVPNを機能性で選びたい方 1か月からVPNを使いたい方 |
実際にNordVPNは中国で問題なく使えるよう特殊な技術でサーバーを構築しています。
NordVPNでは、制限が厳しい中国でもVPNを使用できるように、難読化サーバーと呼ばれる、規制回避用のVPNサーバーを開発しました。このサーバーは、VPN通信を普通のHTTPS通信にカモフラージュすることでグレートファイアウォールを回避できるようにします。
中国で最もおすすめのVPNは?合法なのか?
また他社VPNと違ってNordVPNは、あえて中国に物理的なサーバーを設置しないことで中国政府によるアクセス制限を回避しています。


試しにNordVPNで香港サーバーに接続してIPアドレスから位置情報を確認します。

物理的なサーバーを中国に設置していなくとも香港からアクセスしていることが証明されました。
中国のサービスを日本などの国外から使いたい場合にも利用できます。
NordVPNはアプリ対応が幅広くあらゆる場面で活躍できます。
NordVPN アプリ対応
- Windows
- MacOS
- Linux
- Android
- iOS
- Chrome
- Firefox
- Edge
- AndroidTV
- Nintendo Switch
NordVPNのデメリットとしては、料金がやや高い上にサポートが英語になる点です。
料金プランは長期であるほど割引率が高くなるので対応できます。
サポートも入力された日本語が自動的に英語へ翻訳される仕様です。
細かなニュアンスを伝えるのは不便ですが、問い合わせは可能です。
海外VPNだけど機能性を重視して中国VPNを選びたい方はNordVPNがオススメです。
あや
2022年9月8日
大抵のサービスが問題なく使える。金を払っても納得できるクオリティ。
Google Play
Koki Tominaga
2022年9月28日
たまに接続不良になって通信が切れていることがあります。
サーバーを切り替えればまたネットに繋がるんですが、知らないうちにこの状態になり、その間に電話やメールが来ていたことに後になって気づくということがありました。
これはけっこう困る事態なので改善してほしいです。
Google Play
NordVPNの評判とレビューを徹底解説【おすすめプランは?】

第3位 Surfshark

Surfsharkも公式サイトで中国に対応していると明言しているVPNです。

Surfsharkは年間プランがお得に利用できます。
- サーバー数に対して料金がどこよりも安い
- 同時接続台数が無制限
- 65か国に3,200以上のサーバー
- アプリ対応が豊富
- 接続先は都市まで選べる

複数人で共有するなら、ココで決まり!
Surfsharkは年間プランが最も安い海外VPNで同時接続台数も無制限です。中国国内から複数人で利用したい方におすすめ
安心の30日間返金保証
料金 | 1か月プラン (¥2,306/月) 1年プラン (¥595/月) 2年プラン (¥372/月) |
速度 | CleanWebで広告の読み込みを停止することで速度を向上 |
サーバー台数 | 約65か国に3200台以上のサーバー |
同時接続台数 | 無制限 |
プロトコル | OpenVPN IKEv2 WireGuard |
ノーログポリシー | あり |
信頼性 | 無名のブランドから、1年で世界トップ5のVPN |
保証 | 30日間の返金保証 |
使いやすさ | 国リストからサーバーや静的IPを選択可能 |
アプリ対応 | Windows PC、Mac、Android、Android TV、iOS、Linux、Chrome、Firefox、Amazon Fire TV、Apple TVなど |
特徴 | TOPレベルのセキュリティで年間プランが業界安値 |
おすすめ対象 | VPNを1年以上使う方 複数人でVPN接続したい方 |
Surfsharkで中国を利用する場合は、2つの機能が役立ちます。
- プロトコルをOpenVPNにする
- NoBordersモードを使う

OpenVPN
VPNで一般的なプロトコルとしてOpenVPNは頻繁に使われています。
SurfsharkのOpenVPNは、接続を複雑化に暗号化しているため中国当局に接続先を特定されることがありません。
NoBorders
NoBordersとは、地理的に制限された国で最適なサーバーに自動的に接続されるSurfshark独自の機能のことです。
例えば中国国内でGoogleやFaceBookを利用する場合は、規制されていないサーバーへ自動接続されることにより対象サービスが利用可能になります。
アプリも多様なデバイスに対応しており、中国での利用には十分です。

Surfsharkのアプリは使いやすいUIで接続先を簡単に選べます。


接続後のIPアドレス確認のほか、ローケーションを都市まで選べます。
デメリットとしては、MillenVPNやNordVPNのように瞬時にIPアドレスを変更することができません。
SurfsharkでIPアドレスを変更するには、一度VPNを切断して再接続する必要があります。
しかしサーバー数が多い上に同時接続台数も無制限であるため長期間VPNを利用したい方にはオススメです。
Naoaki
2020年9月8日
安いのに早い(通信速度)!接続時間も早いと思います。
Google Play
かるかん
2020年8月9日
ホワイトリストがあるからおすすめ!アプリごとに無効化、またはその逆も出来ます。
ここ結構重要で2ちゃんねる見るならこれ以外だとVPNのオンオフが必要です。
VPN批評サイトで比較して料金も考慮して選びましたが100%オススメ
速度に関して不安になるかも知れませんが普通に使う分には気になりません。
ですのでWi-FiでもLTEでも私は常に接続してます。
キルスイッチもあるので安心で内蔵の広告削除も完璧ではないですがしつこいものは非表示してくれます。
どうしてもAdGuardユーザーで広告が完璧に消したいのであれば設定→ネットワーク項目内のプライベートDNSにAdGuard DNSを設定すべし!
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Surfsharkの評判とレビューを徹底解説【口コミや安全性は? 】

まとめ

中国からLINE、Google、FacebookなどのSNSやYouTube、Twitter(現X)を使うにはVPNが必要です。
出張や旅行、留学で中国に滞在する場合は渡航前にVPNを用意しましょう。
パスポートと同じくらい重要です。
中国でVPNを使うことで日本の生活と同じネットワーク環境が手に入ります。
- LINEやインスタが使える
- ネットバンクで送金できる
- 中国政府にブロックされたサイトにアクセスできる
- IPアドレスや通信内容を傍受されなくなる
- 通信速度が改善する
- 中国へ入国する前にVPNをインストールする必要あり
また、VPNを活用することで、日本でも人気のコンテンツが海外でもお得に利用できるようになります。
中国へ行く前に複数のサブスクを安く契約しておくと、滞在先で退屈することはありません。

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中国でVPNを使う際には、余裕のある長期プランを選ぼう

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