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そもそも自衛隊に入るのにクレジットカードなんて必要なの？と思う方もいらっしゃると思いますが、
シンプルに答えると必要不可欠です。
クレジットカードがなければ間違いなく損をします。
その理由を僕の経験をもとにお話していきます。
新隊員になる自衛官におすすめのクレジットカード
基本的に自衛隊では、前期教育隊のゴールデンウィークで強制的に帰省させられます。
特にこのサイトでは、自衛隊に入るなら北部をオススメしていますが、場所は北海道です。
とにかく陸上自衛隊の一般曹候補生に合格したいなら北部を受けるべき3つの理由
また、後期教育隊でもお盆があるので、ここでも帰省しなければなりません。
そうなると、主に本州から入隊した方はＧＷ・お盆休みは帰省することになります。
確かにクレジットカードがなくても、自衛隊内で航空券の予約をすることはできますが、基本的に金額は高いです……
どのくらい高いのかというと、普通にぼったくりです（笑
なぜ高いのかというと、
- 格安航空会社じゃない
- 早割りじゃない
- 大型連休のときは航空料金が高い
からです。
まず航空会社についてですが、ANAやJALしかないです。
そして早割についてですが、基本的には各航空会社の担当者（もしくは代理店）を通してのやり取りとなっていますので、通常価格以上になります。
そしてＧＷやお盆、正月といった時期は帰省が重なるため旅費は非常に高くなります。
実際に、僕が前期教育隊に入ってＧＷに帰省するときなんかは、かなりの金額が飛びました。
航空費用だけで往復約8万くらいです。そしてその時期は入隊したばかりで給与、手取りも少ないので、かなりのダメージを喰らいました。
他にも空港へのアクセス料金、ＪＲ・地下鉄費用といった、細かな費用が重なります。
想像してみれば分かると思いますが、せっかくきつい教育隊で稼いだお金が移動費で消えてしまうほど悲しいことはありません。
実際に僕の同期の中には、
- 賢くクレジットカードで航空券の予約をして費用を抑えた情強
- 僕のようにどうしようもなくて高いチケットを掴まされた情弱
に分かれました。
もちろん入隊してからはクレジットカードを作るような暇なんてありません。
そしてこうしたお話をしていると、よくネットで予約して休みの日に支払いにいけばいいというお話もありますが、これは現実的にかなり厳しいです。（その当時の僕もそう考えていました）
まず教育隊であれば、
- 休日に外出できないリスク
- 平日は外出不可
- 教育隊中にクレジットカード作成は難しい
といった状況になります。
教育隊中に予約をしたにしても支払期限がありますし、貴重な休みの日にわざわざ航空費用を払わなければなりません。
ましてや同期と遊んだりもしたいでしょうから、時間がもったいないです。
なのでこの辺は真剣に考えておいたほうがいいです。
部隊配属後は？
部隊配属後にもリスクがあります。
- 休暇中の警衛や当直
- ぎりぎりになって休みの予定を決める部隊
- そもそもＡＴＭやコンビニがない駐屯地
といったさまざまな事情が重なってきます。
わりと都会で勤務をするならまだしも、田舎で仕事となると、
ＡＴＭすらほとんど使うことができなくなってしまいます。
実際にコンビにやＡＴＭのない駐屯地はざらにあります。
店舗で航空券を買うのも難しくなってきます。
普段インターネットで買い物をするにしても、基本的に駐屯地では代引き不可なので
コンビニ振込みか銀行振り込み・クレジットカード決済しかありません。
そのため、クレジットカードを持っていない上に、駐屯地にコンビニやＡＴＭがなければ詰みます。
なので、こういった最悪の状況を考えておく必要があります。
実際にこういった状況もあって、入隊してからしばらく落ち着くまでは、
休暇が来るたびに高い航空券を買わざるを得ない状況になってしまいます。
自衛隊に入って苦労して稼いだお金をこんなところで使うのはもったいないです。
そのため、快適に自衛隊生活を送るならクレジットカードは必須だといえます。
もしクレジットカードがあれば、普段からアマゾンや楽天なんかも使えますし、わざわざＡＴＭで現金を下ろしにいく手間も無くなります。
自衛官におすすめのクレジットカード
それでは、どんなクレジットカードがオススメなの？ってお話をします。
基本的に初めてクレジットカードを作る方（学生も含めて）は、カードを発行する上で必要な信用がまだないので、比較的に作りやすくて使いやすいカードを紹介します。好きなのを選んでください。
楽天カード
比較的にクレジットカードを作ったことがない方でも作成できるのが楽天カードです。
楽天カードの凄いところは、カードを作成するだけで
- 入会特典：5,000円分の楽天ポイント
が獲得できます。
入会や審査、手続きに費用は一切かからないので安心です。
オススメのブランドとしてはVISAもしくはMASTERです。
海外でも普通に使えますし、VISAであればタッチ決済も可能です。
ポイント還元率も1％あるので普段使いには向いています。
ちなみに楽天カードは、
- 日本で発行されているクレジットカードの中で一番所持率が高いカードです。その数値はなんと５１％もあるそうです。2人に１人となっています。
みんなが持っているカードです。僕も使っています。
楽天カードは利便性が高く、お買い物マラソンやSPUで高還元が狙えるのでお得です。
カードの発行には審査に時間がかかるので、早めに作っておくのがベストです。
自衛隊に入隊したら作っておきたいクレジットカード
実は、自衛隊、正確には国家公務員になった段階で作れるようになるカードもあります。
それは、こちらのKKRカードです。
この「KKRカード」とは、
- 国家公務員の現職の方からそのOBの方までの共通会員証で、KKR会員証とクレジットカードがひとつになったカードです。通常のクレジットカードとしてのサービスの他、KKRメンバーズ限定のお得な特典もあります。クレジットカードの入会金・年会費は無料です。
要するに国家公務員になれば作れる限定カードです。
この共済会員とは、
- （現職） 連合会に所属する各単位共済組合（衆議院、参議院、内閣、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、防衛省、裁判所、会計検査院、刑務、厚生労働省第二、林野庁、日本郵政、連合会職員）の組合員の方を指します。
待遇としては、国内／海外旅行傷害サービスが最高５０００万円で、各種空港のラウンジも無料で使えます。
そして限度額は１００万あります。もちろんゴールドカードです。
自衛隊に入って落ち着いたらできるだけ早く作りましょう。
僕の場合は部隊配属になった段階ですぐに作成しました。
申し込みはインターネットからできます。
そして申し込みに必要なのは、自衛官診療所に記載されている組合（保険者）番号が必要になります。
入会の際には、部隊に在籍確認とかはなかったです。
年会費無料のゴールドカードが作れるのはそうそうないので、オススメです。
以上のことからわかるように自衛隊に入ってからしばらくの間はクレジットカードを作るのは難しいです。
なので入隊前に作っておくことがオススメです。
※とりあえず教育隊が終わってKKRカードを作るまでは楽天カードがおすすめです。年会費無料のゴールドカードなので今でもありがたく使わせてもらってます。
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