ビットコインは2017年末~2018年初頭、220万円の最高値を記録しましたが、2018年末には30~40万円まで下落しました。
しかし、2021年2月に入ってからは、史上最高値である「1BTC=500万円」を突破しました。
年内には2倍以上の10万ドル(約1052万円)に上昇すると予想している人もいます。
なぜここまでビットコインは上がり続けるのか?
今後も上がり続けるのか?
いきなり結論から言いますと、ビットコインは今後も大きく上がる可能性大です。
ビットコインが上昇し続けるワケ
そもそもビットコイン(BTC)とは、
2008年に「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」という人物の論文を元に、有志によって開発された暗号資産(仮想通貨)のことであり、
ビットコイン(BTC)は、世界で初めて作られた暗号資産になります。
ビットコインは、日本円や米ドルなどのいわゆる法定通貨や、WAONや楽天Edy、Suicaなどの電子マネーと違って
- 取引を『ブロックチェーン』に記録する
- 『マイニング』により正しさを証明する
ことで注目され世界中に広まっています。
仮想通貨の中核を担うブロックチェーン
ビットコインをはじめとする、暗号資産の中核にはブロックチェーンという技術が使われており、これは日本語で「分散型台帳管理技術」「分散型ネットワーク」と呼ばれています。
ブロックチェーンは台帳なので、ビットコインが2009年に誕生してから現在までの全ての取引が記録されています。
そのため、ブロックチェーンはネットワークの参加者が、全員でシステムの監視を行なっています。
参加者全員によって見張られているので、改ざんや不正があってもすぐに発見され修正されます。
マイニング
マイニング(mining)とは、直訳すると「採掘」という意味で、石油や金などの鉱物を掘り出すことを言います。
ビットコインにおけるマイニングとは、『取引データを承認する作業』のことを指します。
では具体的に「マイニング = 承認作業」とは何をしているのかというと、
- いつ誰がどれくらいの量のビットコインを取引したのか?
- 送金した人が、そのビットコインの正しい保有者なのか?
- ビットコインを重複して使用していないか?
- 実際には保有していないビットコインを使用していないか?
上記のポイントをチェックして承認作業をしてから、ブロックをブロックチェーンにつなげていきます。
マイニングでは、ブロックチェーンに記録されている過去の膨大な取引記録の整合性をチェックするため、ものすごい量の計算処理をする必要があります。
この一連の計算作業を『マイニング』と呼び、マイニングを行う人を『マイナー』と呼びます。
ビットコインが暴落から過去最高値を更新できる理由
ビットコインはこれまで何度も暴落していますが、そのたびに復活してきました。
2018年には長らく30~40万円付近をウロウロしていましたが、2020年には「1BTC=200万円」にまで上昇しました。
なぜ復活することができたのかというと、
- 「ビットコインだけでなく、暗号資産そのものへの期待」
- 「ビットコインならではの魅力」
- 「投資商品としての魅力」
があるからです。
暗号資産への期待
ビットコイン、暗号資産に使われている技術は色々な面で世界を変えていくのではないか?と期待されています。
ビットコインならではの魅力
暗号資産(仮想通貨)はスマホさえがあれば、簡単に送金や決済ができるため、資産の保管や給与などの振り込み、買い物等での銀行振込など、従来、銀行口座を介していた取引が銀行を介さず、当事者同士で直接やりとりできるようになります。
スマホさえあれば誰でも使える暗号資産は、重要な金融インフラとして広まってきています。
投資対象としての魅力
日本円は安全性の高い法定通貨として世界でも人気です。
日本円以上もしくは同等に安全性の高い資産と言えば、金などの実物資産や米ドルくらいです。
しかし世界には自国政府の発行する法定通貨よりも暗号資産(仮想通貨)の方が安全性が高いという国もあります。
たとえばアフリカのジンバブエという国では、ハイパーインフレが発生し自国通貨ジンバブエドルが紙切れ同然の価値に下がってしまっています。
反面、価値の下がった自国通貨よりもビットコインに人気が集中しジンバブエではビットコイン相場が急騰するという事態になっています。
日本も今後、人口が減少していき、新興国も勃興してくる中、いつまでも経済大国でいられるわけではありません。
日本円だけで生活するのにもリスクがあるわけです。
ビットコインは国境を飛び越えるため、一国の経済事情のみに左右されません。
ビットコインの時価総額と価値
ビットコインは初めてできた暗号資産のため、数ある暗号資産の中でもっとも長い歴史を誇ります。
価格が暴落してしまっても知名度が高いことで、一定数の投資が引き戻されて価格回復につながる可能性があります。
そのおかげもありビットコインは1,000以上ある暗号資産の中でも時価総額が1位となっています。
また、暗号資産には無制限にはいくらでも発行されるものと、発行上限が決められているものがあります。
ビットコインの発行上限は2,100万 BTCと決められており、既に上限の約85%にあたる1780万 BTCが発行されています。
基本的にモノの価値は需要と供給で決まります。
今後、ビットコインを欲しがる人が増え続けると供給が足りなくなり、自然と価格が上がることとなります。
ビットコインで儲けることはできるのか?
ビットコインはボラリティ(価格の変動)は大きいので安く買って高く売るだけでかなりの利益を出すことができます。
ビットコインは一般的にはドル円の3~5倍程度のボラティリティがあると言われています。
ボラティリティの高さは通貨として考えた場合、リスクとなるのであまりいいことではありませんが、投資対象として見た場合、リスクとなるものの短期間で大きく儲けることができる可能性とみることもできます。
そのため少額から取引を初めて感覚を掴んでいくことが重要になってきます。
実際に取引所によって違いますが、ビットコインは数百円~数千円の少額からでも始めることができます。
「ビットコインを初めて買ってみようかな?」という方でも、いきなり数十万円~数百万円の資金が必要と言われれば、ちょっと辞めておこうという方も多いでしょう。
でも、数百円からでも買えるとなればものは試しに買ってみようかなという方も多くいることでしょう。
また取引手数料もほとんどかからないため、気軽に取引を始めることができるのも魅力です。
ビットコインの今後は? 上昇するのか?
現在は、ビットコインETFが承認されるかどうかに注目が集まっています。
ETFとは、日経平均やTOPIXなど特定の指数に連動するように運用されている投資信託の一種です。
連動する指数には、株式だけでなく、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)など様々です。
ビットコインETFとは、これらの指数にビットコインの現物価格や先物価格を加えたものになると見られています。
ビットコインETFが承認されると次の3つの効果が期待できます。
- ビットコインの信頼性向上
- 機関投資家の流入が期待できる
- 個人投資家にも大きなメリット
ビットコインは株式などと比べるとまだまだ歴史は浅く、ギャンブルに近い投機と見られている風潮があります。
ビットコインETFは承認されれば「きちんとした金融商品」だと認定されたと見ることもでき、ビットコイン自体の信頼性が向上します。
とはいえ、
ビットコインに対する心配や課題として、
- 暗号資産の規制についての課題
- 暗号資産の安全性・セキュリティーについての課題
- スケーラビリティー問題(処理速度)
の問題がありますが、これらのデメリットを上回るほどメリットが大きいのが現状です。
なのでビットコインは今後も買い続けられ上昇する公算が大きいと思われます。
ビットコインはどこで買えるの?
ビットコインは暗号資産を売り買いできる「取引所」や「販売所」で購入することができます。
- 「取引所」や「販売所」に登録
- コンビニや銀行から入金
- ビットコインを買う
ビットコインを買う方法はたったこれだけで、簡単です。
ビットコインは今後も上昇する可能性が高いので今のうちに買っておいて将来値上がりしたタイミングで売るのが得策です。
おすすめの買付方法としては、コインチェックがおすすめです。
- 口座開設・取引手数料無料
- 少額でこつこつ積立できる
- スマホから買付できてアプリが操作しやすい
といった理由からビットコインアプリDL数はNo1になっています。

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