ドイツ語検定 2級に最短で合格する方法

今回はドイツ語検定2級に最短で合格する方法を紹介します。

コスパの良い試験対策から参考書、難易度や合格点について解説するので参考にしてみてください。

この方法で僕はドイツ語検定2級に合格し、リスニングは満点を取ることができました。

ドイツ語検定2級の難易度

まずはドイツ語検定2級の難易度は、

  • ドイツ語の文法や語彙についての十分な知識を前提に,日常生活に必要な会話や社会生活で出会う文章が理解できる。
  • やや長めの文章の主旨を理解し,内容についての質問に答えることができる。
    具体的・抽象的なテーマについてのインタビューや短い記事の内容を聞き取ることができる。
    短いドイツ語の文を正しく書くことができる。
  • 対象は,ドイツ語の授業を約180時間(90分授業で120回)以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人。
  • 語彙3000語

引用:独検の公式HP

となっています。

ポイントとしては、

  1. 基本的な文法を前提とした日常生活レベルの会話や文章
  2. 長めの文章のテーマを理解する
  3. 短い記事の内容をヒアリングする能力
  4. 語彙3000

といった感じです。

MEMO

実際にドイツ語検定2級の難易度を知りたい場合は、こちらから過去問(リーディングとリスニング)を見ることができます。

ドイツ語検定2級の試験内容

試験内容としては、

  • 筆記試験(試験時間:80分):問1~問7、計108点
  • 聞き取り試験(試験時間:約30分):第1・2部、計36点

出題範囲としては、

  • 派生語、分離前綴りと副詞、間接話法、語順の問題
  • 前置詞に関する問題
  • 同じ意味の文に書き換える問題(1語を書き入れる)
  • 前置詞、話法の助動詞、不定代名詞、機能動詞に関 する問題
  • やや長い文章の内容と一致する文を選択する問題
  • 長い文章を読んで、空欄に適切な表現を補う、同じ 内容を表す文を選択する、本文の内容と一致する文 を選択する問題
  • 空欄に入れるのに適切な表現を選択し、会話を完成 させる問題
  • 第1部 放送された会話の内容と一致する文を選択する問題
  • 第2部 放送された長い文章の内容に関する質問に対して、 適切な答えを選択する問題

となっています。

かなりの範囲にわたって出題されているので、しっかりと時間をかけて対策をしていきたいところですが、コスパの良いところと悪いところがあるので、この辺の対策を伝えていきます。

ドイツ語検定 2級の対策

優先して対策をしていくところとしては、

リスニングで満点を目指す

まずはリスニング、聞き取りです。

ぶっちゃけ2級の場合は、リスニングさえできていれば筆記はなんとかなります。

というか、筆記は解けるはずです。

また、例年リスニングは10題程度しかなく、合格するためには7割は取っておく必要があります。

つまり、リスニングの問題数に対して得点が大きくなっています。

リスニングで失敗すると落ちます。

なのでリスニングは1番力を入れてください。

リスニングの対策として有能な参考書は、

これ一択です。

なぜこの耳が喜ぶドイツ語を使うのかというと、この本は、ドイツの日常生活から、歴史、現代社会といった100のやや長い文章を収録しており、独語と和訳がしっかり載っていて勉強しやすいからです。

はっきり言って、これ以外でリスニングの勉強をするのは効率が悪いです。

使い方としては、

  • 何も知らない状態でCDを納得できるまで再生し、テーマを掴む
  • 可能であれば聴こえたまま文章を書く
  • ドイツ語の原文を読んで理解できるかチェック
  • 理解できていないところを和訳で確認
  • すべてを理解したらもう一度CDで聞き取りをして理解できるか確認
  • 数日後に音声のみで再生して理解度チェック、また数日後にやる

一言で言えば、反復&シャドーイングを駆使します。

注意

正直なところ100もやる必要はないです。日常生活→歴史→現代社会といったようにテーマを変えながら進めていくのがポイントです。受験数日前になったらやっていないところは和訳だけみてドイツの知識を深めておきましょう。

筆記対策でコスパの悪い問題

ドイツ語検定2級と言えども、正直得点しにくいところがあるので、そこは運に任せましょう。

  • 問2の前置詞に関する問題

これは無視してください。もはやどうしようもないです。分かる問題だったらラッキーです。

筆記でコスパのいい問題

努力次第で普通に得点できる問題としては、

  • 派生語、分離前綴りと副詞、間接話法、語順の問題
  • 同じ意味の文に書き換える問題
  • やや長い長文
  • 会話文の穴埋め

になります。

この範囲に関してはだいたいどの受験者も解ける問題なのでそこまで恐れる必要はないです。

筆記対策で僕が使った参考書としては、

になります。

独検2級講座では、苦手な範囲を重点的に対策し、過去問や耳が喜ぶで分からない単語は4000例文でチェックしていました。

ドイツ語重要単語4000については例文を読んで意味がわかるかチェツクするのに役立ちます。

反省点としては、過去問をせめて1年分はやっておくべきでした。

合格点

ドイツ語検定2級の合格点は例年55〜60点の間くらいです。

合格率は40%あればいい方です。

難易度としては、努力次第で合格できる範囲です。

効率よく短時間で合格するためには、コスパの良いところを重点的に対策していくことが必要です。

より詳しくドイツ語検定 2級の分析結果を知りたいって方は、こちらを参考にするとかなり役立ちます。

her

ドイツ語検定2級に最短で合格するには効率よく対策するべし

2 COMMENTS

にい

コメント失礼します。
三・ニ級を半年で一気に勉強したいと考えているのですが、三級で紹介していた「独検合格四週間neu」は二級には向きませんか?

her

コメントありがとうございます。
独検合格4週間シリーズは、4週間で合格できるように最低限の単元別解説、問題数が掲載されています。
自分が三級を受けたときに使った感想としては問題数が足りないかな?と思うところがありました。
しかし文法や暗記するべき単語なんかは的確でした。
二級でも使えますが、過去問や他の問題集と合わせて使った方がいいと思います。
自分があえて二級で使わなかったのは4週間ということもあって問題数が少なかったからです。
逆にそこそこのレベルにある方であれば、これだけで十分だと思います。

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