一般曹候補生の倍率

一般曹候補生の倍率合格ラインについて解説します。

平成元年から平成30年までの一般曹候補生の応募者数と採用者数を紹介しますので参考にしてみてください。

 

昔よりも受かりやすい一般曹候補生

自衛隊では、採用年齢の上限を32歳まで引き上げることによって若い隊員を確保しようと必死になっています。

現に一般曹候補生については、これまでは年1回の募集でしたが、

既に中学、もしくは高校を卒業した33歳未満の者については年2回受験をすることができるようになりました。

詳細はこちらです。

背景には士の人手不足なんかがあります。

このことからも自衛官になりやすい時期になっています。

 

一般曹候補生の倍率

では、一般曹候補生の倍率を見ていきます。

1988年〜2006年までの倍率と推移

一般曹候補生の志願者数の推移と倍率については、

となっています。

だいたい倍率は25~30倍を推移しています。

恐ろしいほどの倍率となっていますが、ここ最近では話が変わってきています。

2007年~2015年までの倍率

2007年以降は一時的に応募者数が激増しましたが、2011年以降は、

  • 応募者数(志願者数)が激減しています。

2014年〜2018年の倍率と推移

最後にここ数年の一般曹候補生の倍率を紹介します。

防衛省の自衛官等の採用状況を確認してみると、平成26年度から平成30年度の応募者数と採用者数は次のようになっています。

これを倍率、合格率(確率)に換算すると、

  • 平成26年度:7.0倍 合格率:14%
  • 平成27年度:5.7倍 合格率:17%
  • 平成28年度:4.8倍 合格率:20%
  • 平成29年度:5.7倍 合格率:17%
  • 平成30年度:4.2倍 合格率:23%

となっています。

さらにこの直近5年を平均で算出すると、

平均倍率:5.48倍 中央値:5.7倍

となっています。

データが少ないのでばらつきは出てくると思いますが、一般曹候補生の見かけの倍率は5倍前後と言えそうです。

しかし、これはあくまで応募者数であり、

  • 実際に受験したかどうか

といった辞退率が分かりません。

また、一般曹候補生には身体検査も含まれているので単純に学力だけで合格できるわけではありません。

このような点を考慮すると、もう少し倍率は下がります。

4.5~5.0倍あればいいほうなのではないのでしょうか。

陸、空、海の倍率

最後に平成30年(2018年)の一般曹候補生(陸上自衛隊、航空自衛隊、海上自衛隊)の倍率を載せておきます。

令和元年版防衛白書,資料56を参照にしています。

平成30年年度(2018年)

一般曹候補生(男子)の倍率

  • 陸上自衛隊 倍率:3.9倍
  • 海上自衛隊 倍率:3.0倍
  • 航空自衛隊 倍率:7.7倍

一般曹候補生(女子)の倍率

  • 陸上自衛隊 倍率:9.2倍
  • 海上自衛隊 倍率:3.3倍
  • 航空自衛隊 倍率:5.8倍

となっています。

一般曹候補生(男子)の場合、難易度は空>海>陸です。

一般曹候補生(女子)の場合は、陸>空>海となっています。

男女によってそれぞれの倍率は異なっているので、どこを受けたかによって一般曹候補生の合格率は変わっていきます。

一般曹候補生の詳しい試験内容と対策はこちらにまとめてあります。

自衛隊 一般曹候補生に最短で合格する方法

 

自衛官候補生も不足している

実のところ、自衛隊の採用区分の中で

  • 自衛官候補生

も不足しています。

自衛官候補生においは充足率が80%もありません。

自衛官候補生と一般曹候補生を合わせた「士」がどれだけ不足しているのかというと、

70%を下回っています。

なので自衛官になりたいのであれば一般曹候補生だけでなく、自衛官候補生を受けるのもいいと思います。

これから自衛官になりたい方へのまとめ記事です。

自衛官になるには? 試験内容や倍率、採用後の流れまで徹底解説

自衛官候補生の倍率についてです。

自衛官候補生の倍率

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一般曹候補生も年2回の受験になったので単純にチャンスが増えた!

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