自衛官候補生の倍率

防衛省では、少子化や民間の有効求人倍率が高いことを背景に、自衛隊の隊員の確保に苦戦しています。



実際に自衛官がどれだけ不足しているのかを自衛官候補生で見てみると、

充足率は80%に届いていないことが分かります。

つまり、1000人採用しようとしても約800人しか集まらない状態です。

こうした背景もあって、

  • 自衛官候補生
  • 一般曹候補生

については33歳未満の者に受験資格が与えられました。

そのため32歳までであれば特別職国家公務員である自衛官になることができます。

圧倒的に人手が足りないことからも、自衛官になりやすい時代です。

では実際に、ここ数年の自衛官候補生の志願者数と倍率の推移を追ってみます。

 

自衛官候補生の志願者数と倍率

そもそも自衛官候補生とは、

  • 自衛官となるために必要な基礎的教育訓練に専念する制度を受ける者であり、自衛官候補生として所要の教育を経て、3ヶ月後に2等陸・海・空士(任期制自衛官)に任官します。

つまり、自衛隊に入隊して前期教育(3ヶ月)を終え、2士の階級を与えられた後に自衛官になるというわけです。それまでの期間を自衛官候補生として過ごすことになります。

階級を与えられれば立派な自衛官です。

試験内容としては、

  1. 筆記
  2. 作文
  3. 面接

になります。

自衛官候補生の志願者数は、

となっていてます。(何でも統計

ポイントとしては、

  • 民間の有効求人倍率が高いと自衛官候補生の倍率は下がる

といった点です。逆にリーマン級の不況が来れば、倍率は9倍くらいまで膨れ上がります。

さらに直近の自衛官候補生の志願者数を調べて見たところ、

2013年:3万3534人から

2017年:2万7510人に減った

ことが明らかになっています。

数にして6024人も減っています。

そして特に自衛官候補生は、

試験に合格した採用者が4年連続で計画人数を下回り、昨年度は計画の79%にまで落ち込んだ。

となっています。

なので自衛官候補生の充足率は圧倒的に足りていないです。

自衛官候補生の倍率は3~4倍あればいいほうです。

気になる試験内容や対策については、

自衛官候補生の給与については、

が役に立ちます。

 

実は自衛官候補生だけが不足しているわけではない

実のところ、自衛隊の採用区分の中で不足しているのは自衛官候補生だけではありません。

  • 一般曹候補生

もです。

自衛隊では、階級「士」の採用区分として大きく分けると自衛官候補生と一般曹候補生の2つになります。

「士」とは、

自衛隊における階級であり、曹の下に位置します。

士は2士→1士→士長の順に階級が上がっていきます。

自衛官候補生と一般曹候補生を合わせた「士」がどれだけ不足しているのかというと、

70%を下回っています。

なので自衛官になりたいのであれば自衛官候補生だけでなく、一般曹候補生を受けてみるのもアリです。

僕の知り合いの中には、自衛官候補生には落ちたけど、一般曹候補生には合格したという猛者もいました。

併願して受けてみるのもアリです。

 

自衛官候補生に落ちる理由

圧倒的に自衛官、特に士の数が足りていないのに倍率は3~4倍もある自衛官候補生ですが、

受けたからといって全員が合格するわけではありません。合格率に関して言えば、4割を切っている可能性が高いです。

一般的に自衛官候補生の試験に不合格となる理由については、

  • 筆記試験が悪い
  • 身体検査で基準を満たしていない
  • 面接で失敗

の3つが挙げられます。

ぶっちゃけたところ、僕も自衛官候補生に落ちる理由が知りたくてしかたなかったです。

なので僕が自衛官になろうとしていたその当時の広報官にその理由を聞いてみました。

すると、たいていの志願者が落ちる理由は、

  • 身体検査

になってるみたいです。

例えば、いくら筆記や面接が良くても身長がまったく足りていなければ普通に落ちるみたいです。

なのでこの辺は注意しておく必要があります。

その他の自衛隊の情報についてはこちらから入手できます。

 

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