今回は、自衛隊に向いている人、向いていない人について僕の経験を元にガチで解説していきます。
- 自分が自衛官に向いているか知りたい
- 自衛隊を受けるかどうか迷ってる
- 入隊を控えているんだけど、やっていけるか不安
上記のような気持ちの方は参考にしてみてください。
正直言うと、今回の記事は長いです。力を入れました。
その理由としては自衛隊に入ってから辞めてほしくないからです。
なので、ちょっとでも気になった方は最後まで読んでみてください。
自衛隊に向き不向きはあるのか
ぶっちゃけるとアリます。
ただ、自衛隊の向いている、向いていないに関しては、意外なことに
- 運動ができる
- 仕事ができる
- 目標がある
って部分はほとんど関係ないです。。
むしろ、
- 集団生活に馴染めるか
- 外向的か内向的か
によります。
自衛隊では集団生活になる
自衛隊では基本的に集団生活になります。
- 教育隊
- 生活隊舎
- 部隊
ほぼすべてにおいて集団で生活・行動をします。
普段勤務するにあたって、トイレの個室以外は集団で行動すると思ったほうがいいです。
教育隊
集団生活は教育隊からはじまります。
教育隊では相部屋ですし、仕事をするときも、風呂に入るときも、寝るときも、飯を食うときも同期と一緒に過ごします。
なので集団生活に抵抗が無いことがけっこう大事になってきます。
プライベートが特になくても大丈夫だし、人とつるんでても問題ないって方は大丈夫です。
正直、僕も入隊してからは自分一人だけの時間が欲しかったです。
土日に外出するのが楽しみで仕方ありませんでした。
ただそこまで心配する必要はありません。
その理由としては、
- 完全に支配されるのは教育隊まで
だからです。
部隊に配属されてからは、金曜日の課業終了後は自由です。
外泊が許可されると、金曜の夕方に外出して日曜日の夜に帰ることだってできます。
なので仕事終わりはけっこう楽になります。
外向的か内向的か
こと自衛隊においては外向性、内向性がけっこう大事になってきます。
つまり、自衛隊に自分の性格が合うか合わないかの問題です。
簡単に説明すると、
- 外向性は、社交的、話好きであり、活発な振る舞いをするのが好き
- 内向性は、孤独な振る舞いをし、控えめな性格で一人でいるのを好む
ってところになります。
外向的な人は、
- 話好き
- 一人よりも集団で群れるのが好き
- 飲み会やパーティーが好き
- いつも誰かと一緒に過ごしたい
といった特徴があります。
大きな特徴としては積極的に人と関わっていく姿勢があるかです。
内向的な人は、
- 読書やPCをいじるが好き
- 集団よりも独りで行動するほうが好き
- 土日はゆっくりと独りで過ごしたい
- 考え事が好き
って傾向があります。
大きな特徴としては、集団よりも個人を好むってところです。
なので、外向的な人間にとっては自衛隊の人間関係は楽しいはずです。
多くの友人ができますし、多くの人と一緒に時間を過ごすことができます。
反対に内向的な人間にとってはこの集団生活がけっこうきついです。
一人の時間が土日くらいしかないので、ストレスもあります。
みなさんは外向型・内向型のどちらでしょうか?
調べる方法は後ほどお伝えします。
ストレス耐性(スルースキル)があるか
自衛隊には、必ず嫌な奴がいます。
その嫌な奴は同期かもしれないし、先輩かもしれないし、上官かもしれません。
特に教育隊なんかでは、班長たちも嫌な人になりきります。(中には根っからの悪もいるかもしれませんが。。)
正直なところ、誰もが怒られますし、指導されます。当然、嫌な気持ちになります。
ですがここで大事なのは、重要なところだけは聞いて、それ以外は無視する能力です。
要は、嫌なことは明日にでも忘れられるかどうかってところです。
嫌なことがあっても気にしないマインドが備わっているかになります。
一例を挙げると、
- 同じことで再三怒られても気にしないマインドがある
- 嫌なことがあっても翌日にはケロッとしている
ってところです。
そして、ひたむきに馬鹿になれるか、要は一生懸命になれるかってところが、自衛官としてやっていけるかどうかに関わってきます。
ぶっちゃけると、嫌なことがあると、愚痴れるかってところが大事になってきます。
愚痴るってことは誰かに自分から話していきます。外向的です。
反対に嫌なことがあると、一人で抱え込んでしまって、そのことばっかりを考えてしまい、悪循環に陥ってしまうタイプはやってけないです。そういう意味では内向的な人は不利です。
この辺は、実際に入隊して自衛官としてやっていくと痛いほどわかると思います。
なのでこの外向的か内向的かってポイントは重要になってきます。
外向的か内向的か知る方法
自分が自衛隊に向いているのか向いていないのかを知るには、自分の性格について理解する必要があります。
ただ、自己分析をしろって言われても正直なところ曖昧な結果に終わります。
自分のことがよくわかっていない状態で自己分析をしても意味がありません。
手軽に自分の性格を診断して適性を知る方法として一番現実的なのが、MIIDAS(ミイダス)っていうサービスです。
無料でできます。
MIIDASは、転職サイトですが、ここは無視してください。
肝心なのはMIIDASの中にある総合適性検査(コンピテンシー診断)です。
これ、ガチですごいです。ものすごく当たってます。
やり方としては、下部からミイダスにアクセスします。
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そして、
- 市場価値診断(約5分) ここはテキトウでOKです。
- ミイダス適性チェック (コンピテンシー診断)
の順番に進みます。
コンピテンシー検査を受けると、こんな画面になります。
この中の、チームワークってところで外向的か内向的かを見分けることができます。
また、ストレス耐性、統率力も測れますし、仕事をしていく上での自分の特徴も知ることができます。
最後には、自分に適した仕事をランキングで細かく教えてくれるため自分に向いている仕事を知ることもできます。
正直、これは絶対にやっておいた方がいいです。
僕の時代にはこんなに便利なものは無かったですし、うらやましいです。
これ以外にもっと簡単な方法はないの?って方もいると思いますが、
他に無料で外向型・内向型を診断できるサイトは正直浅いです。正確性では劣ります。
自分のこれからのキャリアに真剣に向き合っているのであれば、数十分くらいは適性検査に時間をかけることができるはずです。
やって損することはないです。やらないことで損することはあります。
正直、自衛隊に入って失敗した、と多くの方には思ってほしくないです。
自衛隊は民間と違って一度入ると簡単に辞めることはできないです。
僕も苦労しました。
とりあえず、やってみっか、って方はやってみてください。
自己分析にもなりますし、自衛隊の面接のネタにもなります。
ちなみに、
自衛隊の入隊試験と入隊後の適性検査に出題される性格検査は、ここに出てくるような質問と類似しているので、練習がてらやってみるのもアリです。
やって損することよりもやらない損の方がはるかに大きいです。
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内向的だった場合は?
自分が自衛隊を志望する理由をもう一度確かめてみましょう。
内向的な人間が悪いということはないです。単に自衛隊では外向的な人のほうが向いているという話です。
ただ、内向的な人も自衛隊にはたくさんいます。
自衛隊にだってPCを使うところもあれば、機械と向き合うところだってあります。
要は活かせるところを見出せるかってことです。
内向的な人でも自衛官にはなれます。そこまで落ち込む必要はないです。
ただ外向的な人よりちょっぴり大変かもって思っていただければ大丈夫です。
内向的な場合は、志望動機を確認した上で入隊するかどうか決めてみてください。
そして、ミイダスの適性検査を元に、自分に適した自衛隊の職種を決めてみるといいと思います。
内向的な人にオススメなのは情報科です。通信科もいいかもしれません。
機械を使う仕事に向いていると思います。
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