自衛隊 一般曹候補生&自衛官候補生の面接に合格する3つの方法

おつかれさまです。

今回は僕の経験をもとに、一般曹候補生と自衛官候補生の面接(口述試験)に合格する方法を教えます。



一応、面接については、過去にこちらの記事で触れてはいるのですが、もう少し補足しておきたい部分がありましたので、リニューアルという形でいきたいと思います。

ちょっと長くなるかもしれませんが、面接に合格するためにはどうしても情報が必要になりますので我慢してください。

自衛隊 面接をするタイミングについて

 

まず、自衛官候補生と一般曹候補生の面接(口述試験)についてなのですが、

基本的に質問は同じです。

ですが、面接をするタイミングが異なっています。

より詳しくみていくと、自衛官候補生は、

  • 筆記試験を受けたすべての受験者

なのに対して

一般曹候補生は、

  • 一次試験を合格した受験者

のみになっています。

一応そのことは念頭に置いといてください。

自衛隊の面接(口述試験)の目的って?

 

自衛官として仕事をするにしても民間で働くにしても、採用面接があります。

この面接、口述試験では対策をするにしろ、練習をするにしろ、

そもそも何のために実施しているのかを理解しておかなければなりません。

そうすることで、それに沿った志望動機や服装を心がけることができます。

それでは、口述試験の概要から確認してみましょう。

【概要】
・口述試験とは、いわゆる面接試験のことです。

・自衛隊の口述試験は個別面接形式で行われ、3名の面接官により約10分~20分行ないます。

・面接では、言葉遣いをはじめ入室要領や態度などの外面的な観察と併せて、質問と解答の流れの中で、常識的なものの見方や考え方が確認されます。

 

【評価方法】
・面接は、言葉遣いや態度など項目ごとに点数が配分され、その合計点に従ってA~Dまでのランクで評価され、 順に「是非、採用したい人物」、「採用したい人物」、「採用しても差支えない人物」、「採用すべきではない人物」という人物評価に区分されます。

割合についてはA評価とB評価のみ占有率が定められており、Aが10%、Bが20%でそれ以外の人はほとんどC評価となります。

・つまり、3人に1人はAまたはB評価がもらえることなのでポイントを押さえ、練習を繰り返せば高評価を得るのはさほど難しくありません。

ポイントとしては、

  • 3名の面接官による個別面接が10~20分実施される。
  • 一般的なマナーや服装、及び、質問に対して常識的な回答ができるか
  • A,B,Cの中から評価される

です。

まず3名の面接官についてなのですが、

  • 1人目が進行役(面接の開始、質問等)をする方
  • 2人目(真ん中)に座る方が幹部
  • 3人目は普通の面接官

となります。

基本的な入室要領なのですが、2,3回ノックをしてから返事があった後にドアを開けるのですが、入って挨拶をする場合には、幹部(真ん中)の方にしてください。

くれぐれも間違って両端の方にはしないようにしてください。

こういったところからすでに試験は始まっています。

細かいところかもしれませんが、ここで差をつけておきましょう。

A,B、Cの評価については、そういった評価がある、という認識だけで大丈夫です。

AやBでなければ受からないというわけではないので。

面接では、

  • あなたが自衛官として相応しい人物かどうか

をチェックされます。

口述試験の対策をどうするか

 

面接では、あなたが自衛官として相応しいかどうか、をチェックされますが、もちろん外見もチェックされます。

基本的には以下のようなものです。

【容貌】
 ・ひげは無精ひげまできちんと剃る、爪もしっかり切る。
 ・自然な頭髪の色(茶髪や脱色はNG)
 ・手入れをした自然な髪形
 ・女性はナチュラルメイクまたはすっぴん

 

【服装】
 ・シミや汚れの付いていないアイロンのかかった制服またはスーツ
 ・派手じゃない白系の運動靴もしくは磨かれた黒の皮靴
 ・女性はストッキング、男性はくるぶし以上ある黒系の靴下着用
 ・面接の直前には鏡の前でネクタイのゆがみやポケットのふたなどをチェック

 

態度】
 ①入室要領(ドアの開閉)、礼、しっかり腕を振った歩行、申告(受験番号、氏名)
 ②落ち着いて折り目正しく、節度ある動作。
 ③ドアの前にたったらグズグズせず入室し、入室後はキョロキョロしないように。

 

【姿勢】
 ①立っているときは、常にかかとを閉じる。
 ②正しい立姿勢 (あごを引き、背筋を伸ばします。手は体側につけ、かかとは閉じるようにします)
 ③正しい座姿勢 (あごを引き、背筋を伸ばします。足は肩幅に開き、手は握って膝上に乗せます)

 

【発表】
 ①面接官に正対し、しっかりと目を見て話しましょう。
 ②明るく、大きな声で、ハキハキと話しましょう。
 ③変な口癖(えー、あのー etc)や曖昧な表現(たぶん、おそらく)が出ないように話す。

といった感じになります。

ここでとにかく注意する点は

男性の場合、髪の長さと色、そして髭です。

長髪や茶髪は間違いなく落ちます。

髭はきっちりと剃ってください。

それから大きな声でハキハキと話しましょう。

精神的に安定していない人みたいにおどおど、きょろきょろするのもNGです。

この辺も常識的な人物かどうか、判断されます。

基本的な対策としては、余計なことで点数を引かれないようにしましょう。

貧乏揺すりもしないようにしてください。

脚を組んだり、腕を組むのもNGです。

正しい敬語、言葉遣いができるようにしておきましょう。

自衛隊の面接で質問されること

 

それでは具体的な質問をみていきましょう。

基本的に面接で質問されることは、事前に最寄の自衛隊の地方協力本部の広報官から質問カード(質問集)がもらえると思います。僕の場合はA4サイズの用紙でした。

そこにはよく聞かれる質問が載っているので、そこに記載されている質問には答えられるようにしておいてください。

一応、よく聞かれる質問例と、僕の回答例を載せておきます。

自衛隊の面接でよく聞かれる質問としては、

 【面接のはじめ】
 ・試験会場までの交通手段や基地の印象などについて。
 ・その他にも、導入部分でリラックスさせるための質問

僕の場合は天気について話されました。「今日は暑いね」からはじまった感じです。

世間話が普通にできれば問題ないです。

 【志望理由】
 ・自衛隊を志望した動機や陸上(海上・航空)を選択した理由。
 ・自衛隊のどこに魅力を感じるのか。

基本的にここでは、その人自身の志望理由を話してください。

知り合いの自衛官が~、災害地派遣を見て、学校で○○を勉強して、○○が得意で活かせると思ったから~

などです。これまで自分が見たり聞いたり、学んできたことが自衛隊で役立つことをアピールするのがベストです。

間違っても、安定しているから、給料がいいから、○○に勧められたから、といった志望動機はしないようにしてください。間違いなく落ちます。

【入隊後の抱負】
 ・自衛官になって何をしたいか。
 ・これまでの人生(学校等)で培った経験や特技で自衛隊に活かせるものあるのか。
 ・どのような将来設計をしているのか。

これは志望動機に紐付けていけば大丈夫です。

たとえば志望理由がある特技だったのだとすれば、その特技を活かして~をしていきたいといったように話を展開していきましょう。

入ってから決めたい、よくわからない、といった曖昧な部分がないほうがいいです。

漠然とでもいいので、これがしたい、というのがあれば強いです。

 【周囲の意見】
 ・自衛隊を受験することに家族は賛成しているか。
 ・どのような点で反対をしているのか。(反対者がいると回答した場合)

受かりたいなら迷わずにsay,yesです。

【勤務地や勤務年数
 ・自衛官は転勤が多いが、転勤が多いことについてどう思うか。また、やっていけるか。
 ・自衛官として何年ぐらい勤務するつもりなのか

こちらもsay,yesです。

自衛官候補生にしろ一般曹候補生にしろ、長く働きたいことをアピールしましょう。

もしかしたら、希望することが自衛隊に入ってできないとわかったらどうするか?

みたいなことも聞かれるかもしれません。

 【志望の順序】
 ・自衛隊以外の進路状況はどうなっているのか。(併願の場合は優先順位)
 ・自衛隊の優先順位が1位の場合はその理由。
 ・自衛隊の優先順位が2位以下の場合、第1志望が不合格になったらどうするか。

基本的には自衛隊が第1希望であることをアピールしていきましょう。

自衛官候補生と一般曹候補生を併願している場合には、後者を優先していることを伝えてください。

 【学業・趣味・特技など】
 ・学校生活で学んだことは何か。
 ・好きな科目や専攻学科はあるか。
 ・趣味や特技はなにか。
 ・ボランティア活動はしたことがあるか。また、その理由。
 ・部活動や最近やっているスポーツはあるか。

その人の趣味嗜好や外向性、誠実さといった人物像をチェックされます。

特にありません、といった回答はしないようにしましょう。

そして回答する内容的には、一般の社会で好意的と思われるものにしましょう。

部活をやっていない場合には、最近~に興味が出てきているので近々やってみようと思っているといった、前向きな回答をしてください。

部活はしていません、で終わらないようにしましょう。

【性格や自己PR】
 ・長所と短所を教えて下さい。また、その理由も。
 ・集団生活になるが、集団生活に適応できる自信はあるか。
 ・1分程度で自己PRをしてください。

短所については述べた後にそれを改善するために心がけていることを述べましょう。

自己PRについてですが、これまでやってきたこと、自信のあるところ、自衛隊で活かしたいことといった、それぞれの部分が一本の糸で通るようにしてください。

そしていかにも暗記してきました感を出さないように声には抑揚をつけましょう。

目配りも大事です。言い終わったら、以上です。と最後に付け加えてください。

それから退室の要領もしっかりとしましょう。

うっかりそのまま退室してしまった、といったようなことのないようにしてください。

基本的には自宅に帰り着くまでが面接です。

これまでのことをまとめると、

自衛官候補生、一般曹候補生の面接に合格するためには、

  1. 口述試験(面接)の目的と形式
  2. ふさわしい容姿
  3. 質問に対する的確な回答

といった3つのことに注意する必要があります。

面接となると、自分一人での練習は難しいので、

オススメの練習方法としては、広報官に面接の対策をしてもらいましょう。

僕の場合は、質問に対する回答を用意して暗記した後に、広報官に連絡して、

地方協力本部で模擬面接をしてもらいました。

面接の受け答えや質問の回答に対してアドバイスがもらえます。

やはり採用に関わるだけあって、着眼点もすばらしいです。

声の大きさ、しぐさ、視線、といった細かなところまでアドバイスしてもらえるので、

面接に合格したいなら必ず広報官にみてもらってください。

一応、面接については、僕が過去にこちらの記事を書きましたので、興味のある方は読んでみてください。

それから時事対策もしておいたほうがいいので、それについては下記の書籍を参考にしてください。

それではGood luck!

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